撮影/東京電機大学工学部2年
坂本英寿(19)
この写真は北千住駅東口、大学から5分程歩いた所にある大踏切(通称・開かずの踏切)前の桜並木の写真。
春の夜の生温かい風を頬に感じながらシャッターを切った。私が立ち止まって写真を撮っていると、その様子を見ていた通行人も足を止めて桜を見ていた。その通行人と私は、桜を通して何故か気持ちを共有出来たのではないかと感じた。桜は不安と期待でいっぱいになった春特有の心をかき混ぜてしまう。桜は不思議だ。ふとした時に見上げてほしい。桜はあなたに何かを語ることだろう。千住は今、春真っ盛りだ。
(写真提供=東京電機大学写真部)
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