足立朝日

北鹿浜小学校4年生 荒川河川敷で「ごみ学習」

掲載:2022年7月5日号
北鹿浜小学校(鹿俣昇校長)の4年生40人が、6月22日(水)、鹿浜橋下流左岸河川敷で「荒川でごみ拾い」学習を行った。
 指導したのは、足立区本木・水辺の会(金子勝治事務局長)とNPO法人エコロジー夢企画(三井元子理事長)。
 初めに、三井理事長が「年間910万トンものプラスチックゴミが世界の海に流出していて、最近では、プラスチックが小さな粒になって魚のおなかに入っていたりしています。世界では2050年までに海洋プラスチックごみ汚染をゼロにまで削減することを目指すと言っていますが、果たしてどうやったらできるのかということを、ゴミを拾いながら考えていってほしいです」と述べた。
 ネイチャー体操が行われた後、児童たちはごみ拾いに繰り出した。グループごとに川べりに立ち、ボラが群れて泳いでいる様子やイグサ、ヒメガマ、カマキリなどを観察したり、干満の差があることの説明を受けたりした。7人のPTAボランティアの見守りのもと、1時間ほど自由に広がってごみ拾いを行ない、橋の下に集めて分別・集計を行った。
 45覆の袋に22個、粗大ごみ(ふとん)が2つ集められ、皆で集合写真を取って解散となった。

写真/ゴミ拾いの後の反省会。話すのは三井理事長=鹿浜橋下流左岸河川敷で