足立朝日

足立区から世界へ ダブルダッチチームが 世界大会出場

掲載:2022年7月5日号
 区内で活動するダブルダッチチーム「U.R JIGGY(ユーアージギー)」が、5月に行われた「ダブルダッチコンテスト2022」のジュニア部門(12~15歳)に出場。この大会は、2位以上が世界大会に進めるコンテストで、同チームは最終審査で2位になり、7月開催の世界大会出場を決めた。
 チームは、鶴川智裕さん(国府台女子学院中等部2年)、帆足春菜さん(千寿青葉中3年)、石田瑞希さん(千寿桜堤中3年)の幼馴染3人組。コーチは、東京2020パラリンピックのハーフタイムショーに出演経験がある安藤麻由さん(33)。安藤さんは、2014年頃にアルバイトをしていた区内の学童保育室でダブルダッチを教えていて、そこに3人が通っていた。
 ダブルダッチは、2本の縄を使って跳ぶ縄跳びで、3人以上で行う。音楽に合わせて、ターナー(回し手)とジャンパーが入れ替わりながら色々な技を交えて跳ぶ。縄を回す技術や表現力などが審査される。
 コロナ禍により、ダブルダッチの大会も一昨年は中止、昨年は映像審査に切り替えて開催された。今年も引き続き映像での審査による大会となった。世界大会は本来であれば、アメリカやベルギー、韓国など世界各国で勝ち上がった選手たちが集まって行われるはずだった。
 映像審査の結果は7月中旬に、ネット配信される予定。3人は「縄を回すスキルが強みです。男子は側転やバク転など派手な技が多いですが、そういうのが無くてもカッコよく見せられる所を見せたいです。他のチームがやらないような独創性のある技もあるので注目して欲しい」などとコメント。
 ダブルダッチに興味がある、やってみたいという人は「日本ジャンプロープ連合(JJRU)」のホームページを検索し、問い合わせを。

写真上/左から帆足さん、石田さん、鶴川さん。後ろが安藤コーチ
下/3人の息ピッタリのカッコいい演技