足立朝日

ハイライトVol.23「プラネタリウム生誕100周年」記念企画

掲載:2023年10月5日号
プラネタリウムで至福の時間

 1923年10月21日、ドイツ博物館でカールツァイス社製作の近代的な光学式プラネタリウムを関係者向けに試験公開してから今年で100周年。
 「プラネタリウム生誕100周年」記念企画として、ギャラクシティではまるちたいけんドーム(プラネタリウム)で3つのイベントを開催する。
①『世界のプラネタリウム巡り 世界の100選~1980年代から巡った世界のプラネタリウムの印象~』同ドームディレクターの田部一志氏(写真)が、特別講演を行う。同氏は、1979年よりプラネタリウムビジネスに携わり、日本中・世界中のプラネタリウムを訪問。日本プラネタリウム協議会(JPA)デジタルプラネタリウム研究WG代表世話人・国際科学映像祭実行委員長を務める。講演では、補助投影機を多く使用するスタイル、傾斜型、全天周映画の併設、デジタル化など、同氏が見てきた多くのプラネタリウムと変遷、プラネタリウムに関する様々な出来事が語られる。参加自由だが、小学校高学年以上推奨の内容。人気講演のため、現時点で申込終了の可能性あり。【日時】10月28日(土)午後4時~5時【料金】無料【事前申込制】陛5242・8161/1階図書受付カウンター▼受付時間:午前9時~午後8時
②『planetarian~ちいさなほしのゆめ~プラネタリウム特別版』世界大戦後の危険な封印都市にある忘れ去られたプラネタリウム。そこに迷い込んだ男「屑屋」が出会ったロボットの少女「ほしのゆめみ」。1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然――。星に導かれた奇跡の物語。【日時】10月28日(土)午後1時~1時45分▼29日(日)午後4時~4時45分【料金】【チケット】記事末参照
③『宇宙の模型 プラネタリウム誕生物語』100年前、プラネタリウムを製作したドイツ、カールツァイス社のエンジニアのノートを紐解きながら、開発の秘密に迫る。日本に初めて導入されたプラネタリウム「大阪電気科学館」の名解説を再現。ナレーションは声優の坂本真綾さんが努める。
【日時】10月28日(土)・29日(日)午後2時30分~3時
【料金】②③ともに小中高生100円・大人500円、未就学児無料(座席使用100円)
【チケット】②③ともに当日午前9時より1階総合受付にて販売(先着順)