足立朝日

夢のお菓子コンテスト表彰式 6作品が商品化 あだち菓子博で販売される

掲載:2023年11月5日号
 8月5日号で紹介した足立成和信用金庫(土屋武司理事長)が主催する「あだち夢のお菓子コンテスト」の表彰式が、10月1日(日)、花保さくら公園で開催された「第1回足立未来まつり」のステージで行われた。
 表彰式にはグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を受賞した10名が参加。おかしのまち・あだち賞、こどものミライ応援賞、(足立成和信用金庫)ブロック賞の13人は10月21日(土)、22日(日)にアリオ西新井で開催された「あだち菓子博」で表彰された。
 「特急和菓子with東武鉄道」を考えてグランプリに輝いた東海林奏大さん(平野小6年)は「昨年は、つながる鉄道クッキーで準グランプリでしたが、2年連続で賞をとれるなんてビックリです。今回は鉄道を立体的に表現した部分が特徴で、グランプリに選んでいただいてすごくうれしく思います」と喜びを語った。
【受賞作品・受賞者(敬称略)】▼グランプリ=特急和菓子with東武鉄道(東海林奏大・平野6年)▼準グランプリ=惑星寒天玉(古川凛咲・舎人第一6年)、足立区のにじいろロールケーキ(星ちなつ・千寿常東6年)▼審査員特別賞=ポテトチップスエビクリームライス味(安次嶺有・東加平5年)、交通標識クッキー(水島五十鈴・竹の塚5年)、だるマトリョーシカ(羽二生優花・関原6年)、おて玉まんじゅう(馬場七音・新田5年)、ワクワクモンスターケーキ(小倉気聖生・島根5年)、シューモル(シュークリームモルモット)(五木田寅・千寿第八5年)、和の菓子箱(杉田優花・千寿双葉5年)▼おかしのまち・あだち賞=てんとう虫の苺味メロンパン(大島恵翔・東綾瀬6年)、アイスの三色団子(山﨑ちとせ・渕江第一5年)、お花畑カップケーキ(深渡心結・弥生5年)▼こどものミライ応援賞=ももたろうのきびだんごケーキ(関真理子・平野6年)、おかご風たまてばこ(古川楓・千寿常東6年)、古民家ケーキ(加藤千早・寺地5年)、キュービックケーキ(小池侑依・新田6年)▼(足立成和信用金庫)ブロック賞=レインボーうきわちぎりパン(竹下萌以・千寿第八6年)、カロリー少なめフルーツポンデリング(大石橋昇汰・新田6年)、マンホールクッキー(野田智風・伊興5年)、チョコ・バームクーヘン列車(相川愛乃・東渕江6年)、チューリップトュンカロン(匿名希望・平野6年)、ねこすみカヌレ(横溝竜空・千寿6年)
◆アリオ西新井 「あだち菓子博」賑わう!
 10月21日(土)と22日(日)の2日間、アリオ西新井(西新井栄町1-20-1)で同店主催の「あだち菓子博2023」が開催された。会場では、区内20社の菓子事業者が出店してケーキやクッキー、せんべいなどの自社商品を販売した。
 昨年に続き、「あだち夢のお菓子コンテスト」のアイデア作品の販売も実施。380点から6作品が商品化され、どの商品も大人気だった。「菊水堂」(神明3-11-18)が商品化した審査員特別賞の区長賞作品「ポテトチップスエビクリームライス味」は、足立区の給食人気メニューということもあり、大人たちからは「懐かしい。給食で好きだったから食べるのが楽しみ」といった声が多く聞こえた。
 また、審査員特別賞の文教大学賞に選ばれ、実際にすずらんベーカリー(西新井本町5-2-5)が作った「シューモル(シュークリームモルモット)」を見た五木田さんは「自分が考えた通りのお菓子。早く家に帰って食べたい」とうれしそうに話した。

写真上/審査員と受賞者の皆さん=足立未来まつりで
中/グランプリに輝いた東海林さん=同
下/自分の考えた作品が商品化され喜ぶ五木田さんとすずらんベーカリーの鈴木さん=菓子博で