足立朝日

　10月11日（水）、西新井文化ホールで区内４警察署主催の「足立区民のつどい」が開催され、区内各地域の防犯協会メンバーら約５００人が参加した。
　このイベントは、10月20日（金）まで行われる全国地域安全運動に合わせ地域の防犯意識高揚を目的に毎年実施されてきたが、コロナ禍のため今回が４年ぶりの開催となった。
　主催者を代表して挨拶した千住警察署の大田新吾署長は「今年度、区内では９月末までに特殊詐欺が96件、前年比プラス13件、被害総額約１億４０００万円、前年比プラス約３７００万円と増加傾向にある。今日の防犯対策を近所の皆さんにも伝え、地域の被害防止につなげていきましょう」と呼びかけた。
　イベントでは、足立区出身の落語家・林家たけ平による特殊詐欺被害防止に関する落語と小噺、潤徳女子高等学校吹奏楽部の演奏が披露され、東京都都民安全推進部が特殊詐欺被害防止に向けた実演を行った。

写真／特殊詐欺に関する落語と小噺を披露する林家たけ平＝西新井文化ホールで