足立朝日

　寒さの中にも、うららかな春の気配を感じるこの頃。ちょっと足をのばして出かけたくなる。３月15日から小田急電鉄の新型ロマンスカーが東京メトロに乗り入れる。土曜・休日は北千住から箱根まで乗り換えなしで行ける直通運転がおめみえする。


新型ロマンスカーで箱根まで乗り換えなし

　東京メトロ線内で、座席指定特急の運行は初めて。千代田線内の停車駅は北千住・大手町・霞ヶ関・表参道。平日はビジネス特急４本、土曜・休日は北千住と箱根湯本間の直通と、有楽町線への乗り入れで豊洲・新木場まで結ぶ。
　新型ロマンスカー・ＭＳＥ（マルチスーパーエクスプレス）は、伝統の流線型。密閉型モーターと軽量化されたアルミ車両で走行音、振動も低減されている。車内は天井高２・３メートルのゆとりを持ち、ゆったり足を組めるシート。　
　土・休日の北千住発・箱根湯本行きは（図②）、午前９時13分発と午後２時43分発の２本。箱根湯本発・北千住行きは、午前11時27分発と午後５時04分発。
　本厚木行きは（図③）午後９時発。本厚木から北千住は午前６時44分発。北千住と箱根湯本間は約２時間。本数は少ないが、北千住から直通で行けるので便利。
　図①は本厚木から北千住行き午前６時44分と早いが、朝帰りの人？は表参道７時31分に乗って北千住に帰れる。④は①の北千住行きが有楽町線に乗り入れ、年間に30日程度豊洲、新木場に停まる。⑤も同様に新木場発で、午後８時50分発で豊洲、表参道を経由して本厚木まで運行される。
　料金・ダイヤなど詳細は小田急電鉄ＨＰ。


土休日ダイヤ