足立朝日

早稲田大学校友会 足立稲門会 定期総会大々的に開催

掲載:2024年7月5日号
 早稲田大学校友会 足立稲門会 2024年度定期総会が6月23日(日)、浅草ビューホテルで開催され、42人が出席した。
 司会の加藤誠幹事の開会の詞に続き、青野公彦会長が同会故人の名前を読み上げ、一同黙祷。「足立稲門会が所属する第1ブロックが、今年度から4年間、東京都23区支部の執行部を担う。谷古宇文宏幹事長が、23区支部の幹事長も兼任。先人たちの想いを受け継ぎ、新しい時代に即した会を継続していきたい」と力強く会長挨拶をした。
 青野会長が議長に選任され、第1部総会議事を進行。2023年度活動報告を谷古宇幹事長、会計報告を内田眞会計幹事、会計監査報告を佐藤浩一会計担当監事が行った。谷古宇幹事長による2024年度活動計画案報告時に、東京六大学野球春季リーグ早慶戦での7季ぶりの優勝をはじめ、アーチェリー部女子主将の園田稚さんが、パリオリンピックを目指し、ワールドカップでトルコに遠征など現役選手の活躍にも触れた。
 第2部では、前田清司氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)が登壇し、「血管をやわらかくして元気になろう」を演題に講演。五反野小(現足立小)・第四中学校OBでもある前田教授は、早稲田大学在学中に応援部に所属。今年の4月からは応援部部長として各競技に携わり、7季ぶりの野球部優勝パレードでは先頭に立った話を交えて会場を和ませた。講演では「中高齢者では身体が柔らかいほど動脈硬化度が低い。高強度の筋力トレーニングは動脈硬化を増大させ、定期的な有酸素運動(ジョギング・ウォーキングなど)は低下させる。それにより心疾患や脳血管疾病による死亡、認知症による寝たきりを抑制できる。具体的にはストレッチを取り入れて、中等度の運動を一日30分、週に4~5日行うと良い」と説いた。
 第3部では、来賓紹介に続き、星野央生氏(東京都23区地域担当副部長・文学学術院事務長)、伊藤三郎氏(同23区支部副支部長)、田中克己氏(足立三田会会長)が代表挨拶。他大学同窓会との良好な関係が会場を温かく包んだ。
 下田尚保副会長の乾杯で和やかな懇親会がスタート。校歌斉唱では前田教授が指揮を執り、一同大いに盛り上がった。最後に谷村明彦副会長が中締めを行い、有意義な一日を締めくくった。
 稲門会ホームページで新規会員募中。また、足立稲門会の行事をSNSでリアルタイムに紹介している。

写真上/青野会長
中/前田教授
下/谷古宇幹事長