足立ブランド認定企業で、江戸和笛(篠笛)の製造販売を手がける「㈲大塚竹管楽器」(入谷7-16-2、陛3856・6890)が、8月8日(木)に創業100年を迎える。6月22日(土)には、レッスンスタジオ兼カフェを入谷2丁目にオープン。伝統を継承しながら新しいチャレンジもして、次の100年へさらなる1歩を踏み出した。
◆江戸末期から続く匠の技
お祭りに欠かせない篠笛を作り続けて100年。1914(大正3)年に現社長の祖父の兄にあたる中村甚五郎が「獅子田流」笛師の新山氏に弟子入りし、1924(大正13)年に蔵前に製作所を開いてから四代にわたり伝統を継承してきた。
篠笛に使う竹は、篠竹という細い竹。長さや太さが1㎜異なるだけでも音色が変わる。6年前には、長年付き合いのあった竹屋が高齢化により仕入れが困難に。すると、四代目の大塚敦社長(46)は、自ら篠竹を伐採するため九州まで遠征。
素材も技術も光り輝く同社の篠笛だからこそ、ファンも多く長年愛用されている。大塚社長は「先日、初代が製作した笛を大事に使
ってくれている方から修理を頼まれました。その時には感動と感謝とともに歴史を感じました」と話す。
◆キッチンカーとスタジオ兼カフェを始動
大塚社長は「伝統は伝統として、新しいことにも色々とチャレンジしていきたい」と、2年前にキッチンカー「F+BASE」をスタート。当初はコロナ禍で中々イベントに出店できなかったが、今では色々な所へ出向いて篠笛のPRとともにおいしい料理や飲み物を提供している。
そして、今年6月にはスタジオ兼カフェ「f+studio」(入谷2-2-3、TEL632
0・3093)をオープン。キッチンカーなどで出店していると「篠笛を習うことは出来ますか」という声を掛けられ、それならばとプロの講師を招いて初心者でも気軽に習えるワークショップを始めた。篠笛を製作している会社がスタジオを持って講師を呼ぶのは業界初。現在はワークショップだが、将来的には教室としてやっていく予定。
また、毎週土曜のランチタイムにはスタジオがカフェへと姿を変える。「スパイシーカレー」(サラダ付き880円)や「ホットサンド」(同770円)が食べられる。今の時期は「かき氷」もあるので、ぜひ一度足を運んで雰囲気を感じてみては?
その他、レッスン日時や参加費など詳細についてはインスタグラムで検索。
★「足立朝日を見た」で食事した人に9月末までデザートサービス
写真上/スタジオ兼カフェ「f+studio」の前で大塚社長
中/初心者でも気軽にレッスンを受けられる
下/人気の「スパイシーカレー」
詳細はこちらから
◆江戸末期から続く匠の技
お祭りに欠かせない篠笛を作り続けて100年。1914(大正3)年に現社長の祖父の兄にあたる中村甚五郎が「獅子田流」笛師の新山氏に弟子入りし、1924(大正13)年に蔵前に製作所を開いてから四代にわたり伝統を継承してきた。
篠笛に使う竹は、篠竹という細い竹。長さや太さが1㎜異なるだけでも音色が変わる。6年前には、長年付き合いのあった竹屋が高齢化により仕入れが困難に。すると、四代目の大塚敦社長(46)は、自ら篠竹を伐採するため九州まで遠征。
素材も技術も光り輝く同社の篠笛だからこそ、ファンも多く長年愛用されている。大塚社長は「先日、初代が製作した笛を大事に使
ってくれている方から修理を頼まれました。その時には感動と感謝とともに歴史を感じました」と話す。
◆キッチンカーとスタジオ兼カフェを始動
大塚社長は「伝統は伝統として、新しいことにも色々とチャレンジしていきたい」と、2年前にキッチンカー「F+BASE」をスタート。当初はコロナ禍で中々イベントに出店できなかったが、今では色々な所へ出向いて篠笛のPRとともにおいしい料理や飲み物を提供している。
そして、今年6月にはスタジオ兼カフェ「f+studio」(入谷2-2-3、TEL632
0・3093)をオープン。キッチンカーなどで出店していると「篠笛を習うことは出来ますか」という声を掛けられ、それならばとプロの講師を招いて初心者でも気軽に習えるワークショップを始めた。篠笛を製作している会社がスタジオを持って講師を呼ぶのは業界初。現在はワークショップだが、将来的には教室としてやっていく予定。
また、毎週土曜のランチタイムにはスタジオがカフェへと姿を変える。「スパイシーカレー」(サラダ付き880円)や「ホットサンド」(同770円)が食べられる。今の時期は「かき氷」もあるので、ぜひ一度足を運んで雰囲気を感じてみては?
その他、レッスン日時や参加費など詳細についてはインスタグラムで検索。
★「足立朝日を見た」で食事した人に9月末までデザートサービス
写真上/スタジオ兼カフェ「f+studio」の前で大塚社長
中/初心者でも気軽にレッスンを受けられる
下/人気の「スパイシーカレー」
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