商店街同士の交流を活発にしたい
「いやあ、こういう役職になってしまいましたよ」――開口一番、普段からざっくばらんな佐鳥さんはこう話し笑った。
6月25日(火)に開かれた足立区の商店街振興組合連合会の総会で役員改選が行われ、これまでの鈴木健嗣氏(千住本町商店街理事長)が理事長職を降りたため、佐鳥氏が理事から昇格する形となった。
足立区の商店街連合会は、このところ人事的には落ち着かない。令和2年(2020年)に第5代理事長に就任した山﨑健氏(北千住サンロード商店街理事長)が、1年後の冬に病気で亡くなり、前述の鈴木氏が6代目に。そして、今回は体調を理由の交代劇だ。
佐鳥氏が率いる花保商店会は、主に南花畑、東保木間にある約61の店や会社で構成される商店会。駅前とは違って、住宅の中に点在する店や会社が集まっているため、外観的には目立たない。が、町会と一緒になっての夏まつりや地元老人会の協力による宅配事業などを地道に進めて来た。
佐鳥氏は、南花畑2丁目にある「万喜自動車工業所」で50年以上働いて来た人。経営の方は、昨年長男の光男さん(48)に任せたが、これまでの商店主とはひと味違う感覚で、商店会を見、協力して盛り上げて来た。それだけに、「実」を取ることには意欲的で、掲げるスローガンは「明るく希望の持てる商店街の実現」だ。
これまで不足していた役員(理事)同士の交流から始め、商店街同士の交流を活発にしたい、と意気込む。売り出しやイベントはどうやっているのかなどお互いの情報交換をする中で、少しでも前を向きたいという。
また、「区など行政に対しても様々な要望を出して行きたい」とも。
千住5丁目生まれで、10歳まで千住育ち。昔の旭小学校卒、第四中学から芝浦工業短期大学(夜間)を出て、父親が始めた自動車販売・整備業を手伝う。40代で「㈱万喜自動車工業所」の2代目社長になり、日産チェリー系のディーラーとして活躍。温かく前向きな人柄で、「1店も減らさない、1店でも新しい店が出来るようにしよう」と呼びかけている。
「いやあ、こういう役職になってしまいましたよ」――開口一番、普段からざっくばらんな佐鳥さんはこう話し笑った。
6月25日(火)に開かれた足立区の商店街振興組合連合会の総会で役員改選が行われ、これまでの鈴木健嗣氏(千住本町商店街理事長)が理事長職を降りたため、佐鳥氏が理事から昇格する形となった。
足立区の商店街連合会は、このところ人事的には落ち着かない。令和2年(2020年)に第5代理事長に就任した山﨑健氏(北千住サンロード商店街理事長)が、1年後の冬に病気で亡くなり、前述の鈴木氏が6代目に。そして、今回は体調を理由の交代劇だ。
佐鳥氏が率いる花保商店会は、主に南花畑、東保木間にある約61の店や会社で構成される商店会。駅前とは違って、住宅の中に点在する店や会社が集まっているため、外観的には目立たない。が、町会と一緒になっての夏まつりや地元老人会の協力による宅配事業などを地道に進めて来た。
佐鳥氏は、南花畑2丁目にある「万喜自動車工業所」で50年以上働いて来た人。経営の方は、昨年長男の光男さん(48)に任せたが、これまでの商店主とはひと味違う感覚で、商店会を見、協力して盛り上げて来た。それだけに、「実」を取ることには意欲的で、掲げるスローガンは「明るく希望の持てる商店街の実現」だ。
これまで不足していた役員(理事)同士の交流から始め、商店街同士の交流を活発にしたい、と意気込む。売り出しやイベントはどうやっているのかなどお互いの情報交換をする中で、少しでも前を向きたいという。
また、「区など行政に対しても様々な要望を出して行きたい」とも。
千住5丁目生まれで、10歳まで千住育ち。昔の旭小学校卒、第四中学から芝浦工業短期大学(夜間)を出て、父親が始めた自動車販売・整備業を手伝う。40代で「㈱万喜自動車工業所」の2代目社長になり、日産チェリー系のディーラーとして活躍。温かく前向きな人柄で、「1店も減らさない、1店でも新しい店が出来るようにしよう」と呼びかけている。