足立朝日

旧千寿小学校が お化け屋敷に なった!

掲載:2024年9月5日号
 8月7日(水)、8日(木)の夕方、18年前に旧千寿小学校が改築され誕生した東京藝大千住キャンパスで「せんじゅげいだいおばけキャンパス」が開催された。
 これは、キャンパスをお化け屋敷に見立て、地域の小学生に開放するイベントで、東京藝術大学、NPO法人音まち計画、足立区が連携。アートを通じて新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことを目指す市民参加型のプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」の事業として実施されたもの。
 日ごろ、音響心理や録音技法、アートマネジメント、舞台芸術など、音楽・音響を取りまく様々な分野の制作や研究を行っている学生が、リミナルスペース(簡素で不気味な空間)をコンセプトとした様々な作品(パフォーマンス)を通して、子どもたちを怖がらせた。
 参加した小学生たちは「シーンとした廊下や教室が不気味だった」「色々な所から不思議な音が聞こえて来て、とても怖かった」などと話した。
 2日間で61組186人の小学生が参加、初めて千住キャンパスを訪れた子どもがほとんどで、夏休みの思い出づくりに一役買った。

写真/母親と一緒に参加した小4と小1の姉妹