足立朝日

第16回 六大学学長会議 5年ぶりの 対面開催

掲載:2024年10月5日号
 区内の大学学長と区長が直接意見交換を行う「六大学学長会議」が8月29日(木)、シアター1010視聴覚室にて行われた。今回は5年ぶりの対面開催。
 参加したのは、岩永雅也放送大学、清水泰博東京藝術大学(学長代理)、塚本伸一東京未来大学、冲永莊八帝京科学大学、射場本忠彦東京電機大学、中島滋文教大学の学長と近藤やよい区長。「大学の学びを地域社会へ~切れ目のない学びの機会提供~」が今回のテーマ。ホスト校の林徹放送大学副学長の進行で、まず地域での取り組みを中心に各学長(学長代理)がスピーチ。
 意見交換では、冒頭近藤区長から「各大学が行う講演会・ワークショップは高い倍率となっており、大学の存在が地域に実感されつつある。ご協力に感謝したい。今後、区として何か支援できることがあればご要望を」と話した。
 これに対して、大学側から「放課後学校に際して、区の関連部署の職員の参加や広報による支援を」(文教大)、「環境保全が必要とされるフィールドを提供してほしい。学生のフィールドワークで環境の分析・調査などで連携できるのではないか」(帝京科学大)、「大学、区、産業界が恒常的に話し合い、区の課題解決を検討する場を区長を中心に構築してもらいたい」(東京未来大)などの意見、要望が出された。

写真/参加した6大学学長、副学長と近藤区長