通称環七南通りと呼ばれる都市計画道路補助138号線の関原-梅田区間が来春開通する。今回は「関原周辺」を散歩してみよう。
Aエルソフィア前から尾竹橋通まで
補助138号線は江北2丁目から葛飾区金町2丁目までの約10㎞の計画道路で、複数の区間に分け、区と都がそれぞれ工事にあたっている。
すでに通れる区間も増えてきたが、その中で来春開通予定なのが関原3-23から梅田5-19までの約280mの区間だ。開通すれば、エルソフィア前から尾竹橋通りまで真っ直ぐに抜けられるようになる。
片側が1車線9mの車道と3・5mの歩道で、無電柱化もされる。
環七通りの交通混雑の解消や災害時の交通ネットワークの向上などが期待され、すでに昨年全線開通した環七北通り(鹿浜5丁目~大谷田2丁目)に続いて、環七南通りも令和20年頃までには全線開通を目標としている。
【問合せ】TEL3880・5922道路整備課
B足立区の新名物「あだち巻き」
今年4月、ひよこのイラストと足立区名物あだち巻きと書かれた大きなフラッグが掲げられた店「あだち巻き西新井店」(関原3-15-10佐藤ビル1階、TEL6676・0215)が誕生。
大阪出身の佐藤純店主(35)は日本料理を中心に様々な場所で修行、4年前に足立区に引っ越してきて、街の人たちの人情味や温かさに触れてこの町が好きになり、「足立区の皆さんに喜んでもらいたい」と足立区名物として「あだち巻き」を考案した。
「あだち巻き」は味の付いた酢飯を玉子で巻いたもので、おかずにもメインにもなる一品。種類は明太子、とびっこ、雑穀米の3種類。1本巻きは3~4人前で930円~、お弁当にはあだち巻きの他に日替わりのおかず(ナスの焼き浸し、梅酢に付けたガリなど)が付いて680円~。
10月末からは居酒屋形式で店内での飲食も可能になった。あだち巻きはもちろん、おつまみ牛タンやレアステーキ、寿司などを提供。
あだち巻きは、種類によっては無くなる場合もあるので事前予約がオススメ。詳細はインスタグラムやLINEなどをチェック。
★「足立朝日を見た」で11月末まで、昆布でしめた和風ピクルスをサービス
【営業時間】午前11時~翌午前0時、水曜定休
【交通】西新井駅から徒歩約10分
C1歳以下の子も安心して食べられるベーグル
関原2丁目にあるスーパー「オリンピック」の駐車場敷地内に昨年3月にオープンした「HATOKAI BAGEL(はとかいベーグル)」(関原2-15-4)。毎年10月にアリオ西新井で行われる「菓子博」や都市農業公園のイベント、小学校のお祭りなど様々な催事に出店しているので、知っている人も多いはず。
店主の大竹孝徳さん(33)は、元々2021年から亀有でキッチンカーとして商売をスタート。一般社団法人日本キッチンカー経営審議会の理事も務め、石川県の災害支援としてキッチンカーで出向くなど全国各地を飛び回っている。
同店のベーグルは、白砂糖、はちみつ、卵を使わず、天然酵母、北海道産小麦100%で作る。1歳以下の小さな子でも安心して食べられると、お母さんたちにも評判だ。
種類は約80種あるが、店頭にはその内の約15種が日替わりで並ぶ。中でも人気なのはチーズ、きんぴらキムチ、肉みそチーズなどで価格は300円~。冷凍すれば約1カ月保存できるので、まとめ買いする人も多い。
お得なポイントカードもあり、1来店で1ポイント付き、2つ目が貯まると50円引き、5つ目の時も同じく50円引き、7つまで貯めると次回ベーグルがプレゼントされる。
また、年内には三ノ輪駅前に2号店もオープンする予定で、益々注目されそうだ。
同店の最新情報はインスタグラムでチェック。
★「足立朝日を見た」で購入した人に来年5月まで350円以下のベーグル1個プレゼント
【営業時間】午前7時~午後7時(土曜のみ午前9時半~)、日祝定休
【交通】梅島駅から徒歩約15分
D街や街づくりをデザインする区民との協創の拠点
西新井橋のそばにある関原の森(関原1-21-9、TEL3889・7520)は、平成4年(1994)に誕生した地域活性化のための活動を促進する施設だ。
関原の森には、愛恵まちづくり記念館と足立区まちづくり工房が存在している。愛恵とは、昭和5年(1930)から社会福祉事業を営む「愛恵学園」という乳幼児を預かるナースリー・スクールや医師による乳幼児の健康相談会などを行ってきた施設で、その功績を残すとともに関原地区のシンボルにしようと区が買収し、3つあった園舎のうち最も古い「愛の家」を整備改築した。
関原の森にあるもうひとつの施設「まちづくり工房館」は、区画整理などでまちづくり事業に協力した人たちが営業を続ける場所として開放している。
これらを管理しているNPO法人あだち・まちづくり・コモンズは、街づくりのエキスパート集団。都市計画、建築、造園などの仕事をしている人たちが、豊かで活力ある地域社会を創っていくためにまちづくり見学会や住まい相談、協働まちづくりの普及を図る調査・研究などを行っている。
住まいづくり・よろず相談会では、相続の問題から家を安く建て替える方法、助成金についてまで様々な悩みに対応。プロに気軽に相談できるので、悩んでいる人はぜひ一度相談してみては?
その他、定期的にイベントも実施。夏休みには小学5~6年生を対象に自分の住みたい家の模型を作ってみんなで街づくりをする企画を行ったり、12月22日(日)午後1時~4時半には「ジャズフェスタ」を開催する。
【開館時間】午前9時~午後9時30分(土曜の午後はカフェもオープン)、月曜休館
【交通】西新井駅西口から東武バス北千住駅行きで西新井橋下車、徒歩約3分
写真A/工事中の道路(梅島方面から関原を望む)
B①/あだち巻き(とびっこ)
B②/ひよこのフラッグが目印
C①/モチっと、フワッとした中身ずっしりのベーグル
C②/店主が描いたベーグルの暖簾
D①/当時の雰囲気そのままの木造2階建ての建物
D②/夏休みの子どもたち向けのイベントは毎年大人気
Aエルソフィア前から尾竹橋通まで
補助138号線は江北2丁目から葛飾区金町2丁目までの約10㎞の計画道路で、複数の区間に分け、区と都がそれぞれ工事にあたっている。
すでに通れる区間も増えてきたが、その中で来春開通予定なのが関原3-23から梅田5-19までの約280mの区間だ。開通すれば、エルソフィア前から尾竹橋通りまで真っ直ぐに抜けられるようになる。
片側が1車線9mの車道と3・5mの歩道で、無電柱化もされる。
環七通りの交通混雑の解消や災害時の交通ネットワークの向上などが期待され、すでに昨年全線開通した環七北通り(鹿浜5丁目~大谷田2丁目)に続いて、環七南通りも令和20年頃までには全線開通を目標としている。
【問合せ】TEL3880・5922道路整備課
B足立区の新名物「あだち巻き」
今年4月、ひよこのイラストと足立区名物あだち巻きと書かれた大きなフラッグが掲げられた店「あだち巻き西新井店」(関原3-15-10佐藤ビル1階、TEL6676・0215)が誕生。
大阪出身の佐藤純店主(35)は日本料理を中心に様々な場所で修行、4年前に足立区に引っ越してきて、街の人たちの人情味や温かさに触れてこの町が好きになり、「足立区の皆さんに喜んでもらいたい」と足立区名物として「あだち巻き」を考案した。
「あだち巻き」は味の付いた酢飯を玉子で巻いたもので、おかずにもメインにもなる一品。種類は明太子、とびっこ、雑穀米の3種類。1本巻きは3~4人前で930円~、お弁当にはあだち巻きの他に日替わりのおかず(ナスの焼き浸し、梅酢に付けたガリなど)が付いて680円~。
10月末からは居酒屋形式で店内での飲食も可能になった。あだち巻きはもちろん、おつまみ牛タンやレアステーキ、寿司などを提供。
あだち巻きは、種類によっては無くなる場合もあるので事前予約がオススメ。詳細はインスタグラムやLINEなどをチェック。
★「足立朝日を見た」で11月末まで、昆布でしめた和風ピクルスをサービス
【営業時間】午前11時~翌午前0時、水曜定休
【交通】西新井駅から徒歩約10分
C1歳以下の子も安心して食べられるベーグル
関原2丁目にあるスーパー「オリンピック」の駐車場敷地内に昨年3月にオープンした「HATOKAI BAGEL(はとかいベーグル)」(関原2-15-4)。毎年10月にアリオ西新井で行われる「菓子博」や都市農業公園のイベント、小学校のお祭りなど様々な催事に出店しているので、知っている人も多いはず。
店主の大竹孝徳さん(33)は、元々2021年から亀有でキッチンカーとして商売をスタート。一般社団法人日本キッチンカー経営審議会の理事も務め、石川県の災害支援としてキッチンカーで出向くなど全国各地を飛び回っている。
同店のベーグルは、白砂糖、はちみつ、卵を使わず、天然酵母、北海道産小麦100%で作る。1歳以下の小さな子でも安心して食べられると、お母さんたちにも評判だ。
種類は約80種あるが、店頭にはその内の約15種が日替わりで並ぶ。中でも人気なのはチーズ、きんぴらキムチ、肉みそチーズなどで価格は300円~。冷凍すれば約1カ月保存できるので、まとめ買いする人も多い。
お得なポイントカードもあり、1来店で1ポイント付き、2つ目が貯まると50円引き、5つ目の時も同じく50円引き、7つまで貯めると次回ベーグルがプレゼントされる。
また、年内には三ノ輪駅前に2号店もオープンする予定で、益々注目されそうだ。
同店の最新情報はインスタグラムでチェック。
★「足立朝日を見た」で購入した人に来年5月まで350円以下のベーグル1個プレゼント
【営業時間】午前7時~午後7時(土曜のみ午前9時半~)、日祝定休
【交通】梅島駅から徒歩約15分
D街や街づくりをデザインする区民との協創の拠点
西新井橋のそばにある関原の森(関原1-21-9、TEL3889・7520)は、平成4年(1994)に誕生した地域活性化のための活動を促進する施設だ。
関原の森には、愛恵まちづくり記念館と足立区まちづくり工房が存在している。愛恵とは、昭和5年(1930)から社会福祉事業を営む「愛恵学園」という乳幼児を預かるナースリー・スクールや医師による乳幼児の健康相談会などを行ってきた施設で、その功績を残すとともに関原地区のシンボルにしようと区が買収し、3つあった園舎のうち最も古い「愛の家」を整備改築した。
関原の森にあるもうひとつの施設「まちづくり工房館」は、区画整理などでまちづくり事業に協力した人たちが営業を続ける場所として開放している。
これらを管理しているNPO法人あだち・まちづくり・コモンズは、街づくりのエキスパート集団。都市計画、建築、造園などの仕事をしている人たちが、豊かで活力ある地域社会を創っていくためにまちづくり見学会や住まい相談、協働まちづくりの普及を図る調査・研究などを行っている。
住まいづくり・よろず相談会では、相続の問題から家を安く建て替える方法、助成金についてまで様々な悩みに対応。プロに気軽に相談できるので、悩んでいる人はぜひ一度相談してみては?
その他、定期的にイベントも実施。夏休みには小学5~6年生を対象に自分の住みたい家の模型を作ってみんなで街づくりをする企画を行ったり、12月22日(日)午後1時~4時半には「ジャズフェスタ」を開催する。
【開館時間】午前9時~午後9時30分(土曜の午後はカフェもオープン)、月曜休館
【交通】西新井駅西口から東武バス北千住駅行きで西新井橋下車、徒歩約3分
写真A/工事中の道路(梅島方面から関原を望む)
B①/あだち巻き(とびっこ)
B②/ひよこのフラッグが目印
C①/モチっと、フワッとした中身ずっしりのベーグル
C②/店主が描いたベーグルの暖簾
D①/当時の雰囲気そのままの木造2階建ての建物
D②/夏休みの子どもたち向けのイベントは毎年大人気