足立朝日

お菓子なあだち 33品目

掲載:2024年11月5日号
きんつば、グラノーラなど
「きんつば秀」
舎人6-1-1-102


 3年前にネット販売からスタートし、その翌年舎人に開業した創作菓子屋「きんつば秀」。
 店主のみずいりえさんは、小さい頃からお菓子屋をやりたいと思っていて「家族がきんつばが好きだったので、せっかくならきんつばのお店をやりたい。きんつばをもっと多くの人に知ってもらいたい」とオープン。
 「飲み物と合わせたいきんつば」をコンセプトにオリジナルきんつばを30種類以上開発し、その中から7~8種を入れ替えながら販売している。
 皮となる生地に米粉を合わせ、2度焼きをすることで厚めに焼き上げるので、通常よりももちっとした食感を楽しめる。1個のサイズが大きく、通常の2~3倍はある。また、中の餡は甘さ抑え目の自家製で、あっさりした甘みながらもコクがある。
 和と洋を組み合わせた商品も多く、ラム酒に漬けたレーズンが入っている「バターサンド」はコーヒーやウィスキーにピッタリ。白餡ベースのピーナッツ餡と砕いたピーナッツを合わせた食感を楽しめる季節限定の「塩ピーナッツ」は牛乳やほうじ茶と一緒に。11月からは「和栗」も登場。価格は324円~。
 その他、きんつばを作る時に余る皮を焼いた「グラノーラ」も人気で、そのままおつまみ感覚で食べても、ヨーグルトと合わせてもおいしい。
【メモ】営業時間=午前10時~午後7時半、不定休(週に1~3日営業のため、インスタグラムなどで確認の上、来店を)

写真上/左上から小倉あん、和栗、左下からバターサンド、酒粕クリームチーズ
下/みずい店主