足立朝日

80種のモミジが 山門からトンネル

掲載:2024年12月5日号
 足立区にも見事な紅葉が見られる場所が伊興にある。このスポットは、伊興5‐4‐3にある「薬師寺」。同寺は、伊興中学校の前の小道を入った所にある曹洞宗のお寺で、通称「ツバキとモミジのお寺」と呼ばれている。境内には80種以上のモミジ、100種を超えるツツジが植えられ、ほかにも保存樹のケヤキ5本、クスノキ、メタセコイア、エノキ各1本があって、鬱蒼とした「緑の禅寺」だ。これが、秋には一気に紅葉し、区内一の見事な景観を現出する。
 紅葉は、通常11月中旬から始まり、下旬から12月上旬がピーク。「見頃がいつになるかは、すべて寒さにかかっています。モミジを至近距離で見られます。ぜひお立ち寄りください」と浅川住職。
【メモ】「薬師寺」は、TEL3899・4877。交通は、竹ノ塚駅西口から徒歩15分。あるいは西口から「入谷循環」「入谷舎人循環」「新田循環」バスなどで、2つ目の「伊興町」下車5分。