足立朝日

江北小 記念式典・祝賀会盛大に

掲載:2025年1月5日号
 創立150周年を迎えた江北小学校(武智勇喜校長)で、11月30日(土)、それを祝う記念式典・祝賀会が盛大に開かれた。
 会場の体育館には、記念式典に、5年生115人、6年生95人、教職員40人、区・地域代表者など90人が、祝賀会には地域を中心に150人が参加した。
 式典では、武智校長が明治7年の創立以来、大正・昭和・平成・令和と教育を続けて来た同小の歴史を語り「令和4年の高野小との合併を経て大きな変革期に入った新しい歴史をさらに輝かせよう」と挨拶、近藤やよい区長らが祝辞を述べた。その後、5・6年生が「48人で始まった江北小の150年の歴史を踏まえ、みんなで明日への扉を開いて行きます」と誓いの言葉を語り、中西里織教諭のピアノで「はじまりの歌」などを合唱した。
●みこしパレードで150周年を祝う
 江北小記念式典と同時に行われた「みこしパレード」。
 開かれた学校づくり協議会のメンバーを中心に構成された実行委員会が企画し、地元の下沼田町会、上沼田町会の各みこしを約100人が、高野町会の子どもみこしを同校4年生の約40人が担いだ。
 江北小からスタートしたみこしは、同校発祥の地である薬王院まで約30分掛けて担がれ、到着すると実行委員から寺院入口にある「沼田小学校跡の石碑」について解説を受けた。その後、みこしはまた江北小へ向けて出発。
 「わっしょい」の掛け声と共に元気にみこしを担ぐ子どもたちに、周りで見学する地元の住民たちも「ガンバレ」と応援。地域一体となって150周年を祝った。
 みこしを担いだ子どもたちは「みこしを担げてうれしい」と満面の笑みだった。

写真上/力強く合唱する5、6年生たち=江北小体育館で
下/みこしは江北小発祥の地・薬王院を出発