足立朝日

コロナ禍世代の二十歳 6220人、力強く前へ

掲載:2025年2月5日号
 足立区「二十歳の集い」が1月13日(月・祝)、綾瀬の東京武道館で開催された。
 今年の足立区の二十歳(平成16年4月2日~同17年4月1日生まれ)は6220人。集いには区内在住の約3500人が参加し、オンラインでも同時配信された。
 例年同様、開催は二十歳のメンバーによる実行委員会形式。今年は16人が実行委員を務め、記念誌の内容、ポスターなどのデザイン、アトラクションの内容を企画。当日は堀江慶子アナウンサーとともに進行を担った。
 集いのテーマは「躍動せよ新星~かけがえのない経験を胸に~」。コロナ禍により様々な活動を制限された世代であり、一人一人が体験した悲喜こもごもを込めた。
 第一部の式典では、近藤やよい区長から「挫折、失敗を恐れず挑戦していってほしい」、多田太郎区議会議長から「困った時には区議会に頼ってください」とエール。誓いの言葉は実行委員代表5人が、それぞれ自分の言葉でコロナ禍での青春を振り返りつつ、感謝と未来への歩みを誓った。
 第2部のアトラクションでは、吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテストで金賞を連続受賞している西新井中学校吹奏楽部が登場。宇野浩之顧問の教え子らによる「With U ウインドオーケストラ」や、二十歳の吹奏楽部OBも振袖姿で演奏に参加し、星野源の「恋」、Mrs. GREEN APPLEのメドレーなど活気あふれる3曲で、二十歳の門出を祝った。
 最後は協賛企業による豪華賞品が当たる抽選会で、大いに盛り上がった。

写真/満席となった会場