足立区の銭湯が1月30日(木)午後6時~2月14日(金)まで、八潮市の道路陥没事故による下水道使用自粛地域の住民を対象に、無料入浴の支援を行った。
陥没事故は1月28日(火)に発生、下水道破裂が報じられたのは翌29日(水)。足立区浴場組合の代表・堀田晃一さんは、過去に下水道関係の仕事をしていた経験から、すぐにその重大性に気付き、その夜、組合員と相談。「足立区の銭湯に埼玉の人が来るのではないか」ということで、翌朝には区と協力し実施が決定し、自治体による入浴支援の先駆けとなった。
入浴料金は区が負担。該当地域の住民には無料、入浴カードの記入と住所の証明書を提示してもらった。昨年夏休みに区内で子ども無料入浴を実施した際に、使用した記入カードをベースに作成。併せて開催した入浴マナー講座の経験も、銭湯に不慣れな利用者への対応に生かされたという。
2月5日(水)までに約7500人が利用。八潮市に近いエリアの銭湯だけでなく、仕事帰りなどに北千住駅、つくばエクスプレスの青井駅や六町駅で途中下車して入浴する人も多かった。
下水道使用の自粛が2月12日(水)正午の終了を受け、無料入浴は同月14 日(金)に役目を終えた。
堀田さんは「組合としては『社会的使命を認識し、創意と工夫で公共に奉仕する』というスタンスです。ごく当たり前のことをしただけ」と話している。
足立区浴場組合は入浴マナー講座や、地方の農家との連携により農産物を使った「香り湯プロジェクト」を実施しており、地域の人たちに喜ばれている。
陥没事故は1月28日(火)に発生、下水道破裂が報じられたのは翌29日(水)。足立区浴場組合の代表・堀田晃一さんは、過去に下水道関係の仕事をしていた経験から、すぐにその重大性に気付き、その夜、組合員と相談。「足立区の銭湯に埼玉の人が来るのではないか」ということで、翌朝には区と協力し実施が決定し、自治体による入浴支援の先駆けとなった。
入浴料金は区が負担。該当地域の住民には無料、入浴カードの記入と住所の証明書を提示してもらった。昨年夏休みに区内で子ども無料入浴を実施した際に、使用した記入カードをベースに作成。併せて開催した入浴マナー講座の経験も、銭湯に不慣れな利用者への対応に生かされたという。
2月5日(水)までに約7500人が利用。八潮市に近いエリアの銭湯だけでなく、仕事帰りなどに北千住駅、つくばエクスプレスの青井駅や六町駅で途中下車して入浴する人も多かった。
下水道使用の自粛が2月12日(水)正午の終了を受け、無料入浴は同月14 日(金)に役目を終えた。
堀田さんは「組合としては『社会的使命を認識し、創意と工夫で公共に奉仕する』というスタンスです。ごく当たり前のことをしただけ」と話している。
足立区浴場組合は入浴マナー講座や、地方の農家との連携により農産物を使った「香り湯プロジェクト」を実施しており、地域の人たちに喜ばれている。