足立朝日

バスケットクリニック 東部ポートボール連盟

掲載:2008年6月20日号
◆◇足運びに目からウロコ
バスケットクリニック 東部ポートボール連盟

 東部ポートボール連盟(沖山忠敏会長)が5月31日、扇小学校体育館でバスケットクリニックを開いた。
  専門家の指導により、子どもたちの能力向上と指導者のレベルアップを図るもので、同連盟では初。所属8チームから85人の小学生が参加した。
  講師は二ノ宮徹氏(日本ミニバスケットボール連盟技術・国際委員)と土田一義氏(都ミニバスケットボール連盟技術普及部・副委員長)。二ノ宮氏はコーチとして所属する与野西北ミニバスケットボールスポーツ少年団を、7年間で全国大会に4回導いた実績を持つ。
 二ノ宮氏はヨーロッパスタイルの技術を、わかりやすく指導。また、「バスケに必要なのは、心が6割、技術が3割、体力が1割」と、思いやりや感謝の大切さを説き、「練習はだらだらやるより短い時間で集中した方がいい」などを教えた。
 オフェンスやディフェンスの足運びには、指導者たちも目からウロコ。参加者の照井悠(はるか)さん(5年)は「難しかったけど楽しい」、飯島優衣さん(6年)は「教えてもらったのを試合で活かしたい」と充実した笑顔で話した。土田氏からはお母さんたちに、子どもの環境の大切さなどの指導も行われた。


子どもたちに丁寧に指導する二ノ宮氏