足立朝日

第十四中水泳部 全国大会で大活躍 地田麻未さん2種目個人優勝

掲載:2008年9月20日号
◆◇第十四中水泳部 全国大会で大活躍
地田麻未さん2種目個人優勝


 第十四中学校(備里川正人校長)水泳部が、8月21~23日に新潟で開かれた「平成20年度全国体育大会・第48回全国中学校水泳競技大会」で、好成績を収めた。
 個人では地田麻未さん(3年)が女子自由形400mと800mで、ダブル優勝の快挙。400mは大会新記録。また田口直輝くん(2年)が男子200m平泳ぎで7位。団体では男子400mリレーが2位を獲得するなど個人・団体合わせて6種目で入賞。総合で女子が3位、男子が5位入賞を果たした。
 9月4日に区役所で行われた報告会には、備里川校長、石塚浩章顧問とともに、石川良太部長ほか部員8人が出席。石川顧問は「総合で3位、5位になったことがうれしい。リレーのタイムの伸びが結果に繋がったので、十四中として勝ったという思い」と感激を語った。
 部員たちは近藤区長との歓談で、「練習より早く泳げた」「初めての全国で入賞できてうれしかった」「先輩の、緊張しないでいつも通りに、の言葉に助けられた」など、晴れ晴れとした笑顔を見せた。
 2冠の地田さんは、両種目で自己ベストを出した。「自分でもビックリ。小学生の時は練習がきつくてやめたいと思ったこともあるが、今は速くなりたい。2冠はうれしかったが満足せず頑張っていきたい」と力強い。
 2年で大健闘の田口くんは、「昨年は全然ダメだったので、決勝に残るのが目標だった。次はメダルを取りたい」と話した。オリンピックを目指しているという2人。藤野舞子選手に続いて、足立区から水泳の五輪選手誕生を期待したい。

 成績は次の通り(学年無記載は3年)。
【団体】▼男子400mリレー2位=中村克、岩澤由秋(2年)、向井順一、田口直輝(2年)▼女子400mリレー5位=地田麻未、小林江舞、渡辺沙織、松吉茜(1年)▼女子400mメドレーリレー6位=小林江舞、岩本紗織、鳩貝栞、地田麻未【個人】▼女子400m自由形1位(4分14秒02大会新)、女子800m自由形1位=地田麻未▼男子200m平泳ぎ7位=田口直輝(2年)


輝かしい成績を収めた水泳部員たち