足立朝日

あの町この店

掲載:2008年11月5日号
     らーめん・つけめん 中川千寿
    千住仲町19-1
    TEL3882・8660


味もボリュームも満点
  店主の北原哲郎さんは、横浜中華街の重慶飯店で修行した四川料理のプロ。中華料理の大家・荘明義氏や陳中権氏に師事し、「宮様の料理も作ったことがある」という。 そんな北原さんの作るスペシャルつけめん(1000円)は、ガツンと食べたい人に人気の、病み付きになる味だ。鶏ガラ、ゲンコツ、豚足を使った動物性ベースに、煮干し、カツオ、シイタケを入れて8時間煮込んだつけダレは、コクと甘みがある。最後に加えるカツオ節がさわやかな風味となって、硬めでコシのある太麺との相性もピッタリ。
 酒はビールのみ。カウンター10席、テーブル10席。営業時間は午前11時~午後10時(スープがなくなり次第終了)。水曜休。


本格的な味が楽しめる
 具も盛りだくさん。驚くほど柔らかく味のしっかり染みたチャーシュー、ワカメ、玉子、メンマ、たっぷりの野菜が入って、ボリューム満点。麺と具を食べ終わったら、長時間煮出したトンコツスープで割って飲むのが北原流。麺を大盛にしても追加料金はかからないので、かなりお得だ。他にも、つけめん680円、ラーメン680円があり、いずれも味噌と醤油が選べる。 つけめんはお土産にでき、麺とタレをそれぞれビニールでパックしてくれるので、温めれば家でも楽しめる。 ゆで餃子(5個350円)もオススメ。皮がモチッと厚い本場の味で、絶品のピリ辛ゴマダレでいただく。お土産は、生・冷凍、15個700円(ゴマダレ付)。発送可で、遠方のファンも多い。


スペシャルつけめん(麺は大盛)と餃子

〈交通〉
北千住駅西口7分