足立朝日

日比谷線と千代田線

掲載:2008年7月20日号


昭和37年5月


同45年1月
「日比谷線と千代田線」
 千住での賑やかな人々の往来は地下鉄二線の影響が大きい。開通以前は常磐線、都電の猛烈な混雑に悩まされた事を覚えている人は少なくなったと思う。
  日比谷線は写真撮影の時、南千住まで開通して人形町まで東武線の乗り入れが始まり、利用者に大きな利便を齎した。昭和39年8月に中目黒まで全線開通し、東急線との相互乗入れが実現した。
  千代田線は、昭和44年12月に大手町まで開通した
が翌々年に綾瀬間の工事が完成して常磐線との直通運転が開始された。これも沿線の人々にとっては朗報であった。同53年3月には代々木上原間、全線が開通し小田急線と相互乗入れとなった。綾瀬、北綾瀬間の開通は同54年である。
(記事は永年蒐集した交通営団のメトロニュースより取材した)
(文・資料提供=太田畯三さん・日ノ出町26在住)
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