足立朝日

舎人氷川神社のハト

掲載:2009年1月5日号

撮影=田代俊一さん
入谷8丁目在住・会社員


 地域の守り神となっている由緒ある神社だ。
 田代さんがカメラを構えたところ、拝殿をバックに2羽のハトがファインダーに収まって、パチリ。「ハトは、平和のシンボル。縁起がいい」。

 同神社は、鎌倉時代初期(1200年)の創建、現在の総欅(けやき)造りの社殿は江戸天保7年(1836年)の建築で、区登録有形文化財に指定されている。本殿は拝殿の奥にあるので、裏側に回って金網越しに見る形に。特徴はその彫刻美で、向拝の両柱の昇竜、降竜、正面扉の唐獅子や牡丹などすばらしい。
【交通】日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園駅」下車、1分。
(選者・学芸員 小林基治  =日本写真会同人)