六木水の森公園で河川に親しむイベント「集まれ! 垳川調査隊」が、7月18日に行われた。
区の東北部にあり綾瀬川と中川を繋ぐ垳川は、かつては農業用水として使われていたが、生活用水などによる水質悪化が問題となっていた。
最近は、EM団子の投入や周辺住民の生活排水対策などの様々な浄化活動により、ヘドロ臭はほぼ消えるなど、徐々に改善されている。
イベントは浄化取り組みの一環で、対岸の埼玉県八潮市でも同時開催し、2度目の共催となった。今回は区が昨年度から育成・登録を始めた自然観察リーダーや、来年4月に千住キャンパスが開設される帝京科学大学の落合鐘一教授率いるサークル「水と生き物を守る会」の学生たちが参加し、運営をサポートした。
参加者たちが見守る中、事前に仕掛けられた網を引き上げて始まったのは「垳川水族館」。モツゴ(クチボソ)、タナゴ、テナガエビなど小さいものから、20㎝ほどの銀ブナも。ウナギの稚魚や、足立区では初のツチツキなども見つかり、大人も子どもも解説員の説明を聞きながら熱心に観察していた。
いつも舎人公園で釣りをしているという西伊興の市川裕慎くん(6年)、青木真之介くん(同)は初の垳川での魚釣りに挑戦。
解説員と川沿いの遊歩道を歩いて動植物を観察する調査もあり、参加者たちは蘇りつつある自然を楽しんだ。
写真=地引き網にかかった魚を観察する「垳川水族館」
区の東北部にあり綾瀬川と中川を繋ぐ垳川は、かつては農業用水として使われていたが、生活用水などによる水質悪化が問題となっていた。

イベントは浄化取り組みの一環で、対岸の埼玉県八潮市でも同時開催し、2度目の共催となった。今回は区が昨年度から育成・登録を始めた自然観察リーダーや、来年4月に千住キャンパスが開設される帝京科学大学の落合鐘一教授率いるサークル「水と生き物を守る会」の学生たちが参加し、運営をサポートした。
参加者たちが見守る中、事前に仕掛けられた網を引き上げて始まったのは「垳川水族館」。モツゴ(クチボソ)、タナゴ、テナガエビなど小さいものから、20㎝ほどの銀ブナも。ウナギの稚魚や、足立区では初のツチツキなども見つかり、大人も子どもも解説員の説明を聞きながら熱心に観察していた。
いつも舎人公園で釣りをしているという西伊興の市川裕慎くん(6年)、青木真之介くん(同)は初の垳川での魚釣りに挑戦。
解説員と川沿いの遊歩道を歩いて動植物を観察する調査もあり、参加者たちは蘇りつつある自然を楽しんだ。
写真=地引き網にかかった魚を観察する「垳川水族館」