足立区ゆかりの芭蕉がミュージカルに!
深川から千住大橋のたもとに上陸し、この千住の地で人々と別れを惜しんで「みちのく」への旅に向かった松尾芭蕉。千住大橋北詰の大橋公園には、「奥の細道矢立初の碑」が粛然とした佇(たたず)まいを見せ、「足立区ゆかりの芭蕉」であることを物語る。
「行春や鳥啼魚の目は泪」(いくはるや とりなきうをの めはなみだ)
芭蕉の豊かで厳しい旅の始まりの句である。
その芭蕉の姿を、明るく、時には悲しみをもってミュージカルで再現するのは、劇団「わらび座」。足立区初の劇場「シアター1010」創設以来、学校観劇という形で数々の壮大なミュージカルを上演。さらに、区内各地に出向いて太鼓や踊りなどを採りいれた「表現力を学ぶワークショップ」を展開。恒例事業として、子どもたちが劇団員と共に田植えを経験し、夜は勇壮なソーラン節などを体得しながら数日間を過ごし、自分と向き合う「体験学習」などを通し、子どもたちに夢を与え続けている秋田の老舗劇団である。
そのわらび座が、総力を結集して臨む「おくのほそ道」(足立朝日新聞など後援)。「芭蕉」を演じるのは、NHK大河ドラマ「葵徳川三代」で「清韓和尚」を演じ、注目を浴びた「安達和平」(あだちわへい)。元妻「寿貞」役に、東京芸術劇場「ミュージカル月間」選定公演にて、ミュージカル「アテルイ」タキナ役で『小田島雄志賞』を受賞した実力派「丸山有子」(まるやまゆうこ)。高弟「曾良」役に、演技だけではなく三味線・民謡にも実力を発揮してファンの多い「近藤真行」(こんどうまさゆき)。わらび座を代表する役者たちが、そのハートフルなキャラクターを全開し、「いのち」を懸けて舞台に立つ。
上演日時=11月21日(土)~23日(月)午後2時開演。21日のみ午後7時開演あり。
場所=シアター1010。料金=S席6000円、A席5500円。足立区民は各席1000円引き。チケットTEL5244・1011(シアター1010)、またはTEL048・286・8730(わらび座)。
写真=壮大な舞台美術の中で芭蕉(左)と曾良
深川から千住大橋のたもとに上陸し、この千住の地で人々と別れを惜しんで「みちのく」への旅に向かった松尾芭蕉。千住大橋北詰の大橋公園には、「奥の細道矢立初の碑」が粛然とした佇(たたず)まいを見せ、「足立区ゆかりの芭蕉」であることを物語る。
「行春や鳥啼魚の目は泪」(いくはるや とりなきうをの めはなみだ)
芭蕉の豊かで厳しい旅の始まりの句である。
その芭蕉の姿を、明るく、時には悲しみをもってミュージカルで再現するのは、劇団「わらび座」。足立区初の劇場「シアター1010」創設以来、学校観劇という形で数々の壮大なミュージカルを上演。さらに、区内各地に出向いて太鼓や踊りなどを採りいれた「表現力を学ぶワークショップ」を展開。恒例事業として、子どもたちが劇団員と共に田植えを経験し、夜は勇壮なソーラン節などを体得しながら数日間を過ごし、自分と向き合う「体験学習」などを通し、子どもたちに夢を与え続けている秋田の老舗劇団である。
そのわらび座が、総力を結集して臨む「おくのほそ道」(足立朝日新聞など後援)。「芭蕉」を演じるのは、NHK大河ドラマ「葵徳川三代」で「清韓和尚」を演じ、注目を浴びた「安達和平」(あだちわへい)。元妻「寿貞」役に、東京芸術劇場「ミュージカル月間」選定公演にて、ミュージカル「アテルイ」タキナ役で『小田島雄志賞』を受賞した実力派「丸山有子」(まるやまゆうこ)。高弟「曾良」役に、演技だけではなく三味線・民謡にも実力を発揮してファンの多い「近藤真行」(こんどうまさゆき)。わらび座を代表する役者たちが、そのハートフルなキャラクターを全開し、「いのち」を懸けて舞台に立つ。
上演日時=11月21日(土)~23日(月)午後2時開演。21日のみ午後7時開演あり。
場所=シアター1010。料金=S席6000円、A席5500円。足立区民は各席1000円引き。チケットTEL5244・1011(シアター1010)、またはTEL048・286・8730(わらび座)。
写真=壮大な舞台美術の中で芭蕉(左)と曾良