足立朝日

創立50周年 渕江中学校

掲載:2009年12月5日号
 保木間3丁目の渕江中学校(三島光校長)が創立50周年を迎えた。11月1日、式典と祝賀会が盛大に行われ、式典では保木間箕輪囃子保存会のお囃子が華を添えた。

 昭和34年、第十四中学校の分校として設立し、翌年35年(1960)4月に開校した。校名の渕江は現在の足立区の大部分を指す古い地名で、昭和初期の南足立郡渕江村も指す。古墳時代の遺跡も近辺にあり、永い歴史の名に由来する。校章の嘴を交える2羽の白鷺は開校当時の情景を表している。
 式典で三島校長は長い歴史にふれ、これまでの生徒、教職員の取り組みに感謝を述べ「全校一丸となって、さらに輝くよう努力したい」と挨拶。実行委員長の嶋村喜宥氏は「今後さらに発展するよう、関係者一同が志を強く持つことの意義を50周年にこめたい」と話した。また、近藤やよい区長は「難題を乗り越えての現在と思います。これからも中学教育の子どもを育て上げるリーダーシップをとっていただきたい」と祝辞を述べた。
 式典後は祝賀会が行われ、歴代校長の祝辞のほか中村ブンさんのミニコンサートも開かれ、およそ400人が和やかに50周年を祝った。

写真=式典で全員で校歌を合唱