足立朝日

Vol.89-千住落語会 東西新旬競演 桂文珍

掲載:2010年1月5日号
東西の旬な落語家1010で初笑い

 シアター1010が贈る千住落語会第2弾「東西新旬競演」が1月14日(木)、新春の舞台を飾る。
 タイトル通り千住で粋な噺を繰り広げる「旬」な落語家たちは、「ニューウェーブ落語」で落語界に激震を与え、今や西を引っ張る存在として円熟期の「桂文珍」。
 さらに西から、日舞や三味線もこなし、90年ぶりに復活した上方の名跡を襲名した「桂文三(ぶんざ)」。東からは、美声の持ち主で相撲甚句も採り入れる「柳亭市馬(いちば)」。大病を克服し、横浜文化賞文化芸術奨励賞にも輝いた立川一門期待の星「立川生志(しょうし)」。故・三遊亭円楽師匠の最後の弟子「三遊亭王楽」。二つ目にしてその風格と語り口で、既に十八番といえる作品を持つ「春風亭一之輔」。
 この6人の競演が、観客に福を呼ぶ。大御所・文珍から足立区民にメッセージあり。
 「足立区の皆さま、こんにちは! 桂文珍でございます。
 この度、第2回『千住落語会』で北千住に寄せていただくことになりました。11月よりスタートいたしましたこの会は、『東・西』の噺家の競演でございます。今回は、西からはわたくし桂文珍と、昨年 文枝一門の看板名跡を襲名し、ますます芸に磨きがかかる文三。
 一方、東からは、気鋭の二つ目 春風亭一之輔さん、イケメン落語家№1に輝いた三遊亭王楽さん、立川流一門期待の立川生志さん、そして『将来 の名人』との呼び声の高い柳亭市馬さん……と、いま最も『旬』な落語家たちが、この日、シアター1010に集結いたします。
 新春のひととき、東・西の『旬』な落語家たちの競演をたっぷりとお楽 しみください! それでは1月14日(木)に、 シアター1010でお目にかかりましょう!」
 日時=1月14日(木)午後6時半開演。料金=全席指定4000円。1010フレンズ会員10%引。チケットTEL5244・1011。