足立朝日

日本卓球人賞受賞　多田進さん
　第８回「日本卓球人賞」を東和在住の多田進さんが受賞した。他には水谷準くん（青森山田高校）など７人が受賞。
　多田さんは、都公立中学校卓球部顧問として33年間、生徒指導にあたり、足立十四中を昭和57年に全国優勝、平成13年には伊興中を全国選抜準優勝に導いた。卓球が私立中学校全盛の中、公立中学校で卓越した情熱と指導力、育成力に対する努力が評価されての受賞となった。
　 現在、多田さんは体調を崩していたこともあり、中学校教諭を退職し、昨年11月に「親愛ムーサスクール」を開いた。初心者指導の権威である多田さんは「基礎をしっかりみっちり練習することが大事」という。
　スクールは卓球のほか、新体操、バレエ、気功、お花、コーラス、ピアノ、体操など多くの習い事ができる。多田さんが師と仰ぐ元日本女王の両沢正子さん（旧姓・関）の卓球教室もある。大人が約60人、小中学生が約35人練習に励んでいるが、花畑の83歳の女性は「自己流でやっていたので基礎を学びたい」と通っている。もっと強くなりたい、基礎を学びたい、楽しくやりたいなど、色々な目的の人に対応している。また、卓球開放日は会員でなくても利用できるので、家族や仲間と楽しく利用できる。問合せ陛５６９７・５６７９東和２―21―12、ＨＰはムーサスクールと検索。
■多田氏監修「短期間で絶対に上手くなる！　勝つための卓球」（ＭＣプレス社発行・１５００円税別）が全国書店で発売中。初心者の人が早く上達するための基本テクニックや、上級者になるために必要な基本が実演ＤＶＤ付きで綴られている。

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