足立朝日

船宿　船十九 （ふなとく）
佐野1-8-9　TEL３６０５・６２５８または０９０・３５７９・１４３９

船で出かける豊漁の潮干狩り

　屋形船もやっている船十九（ふなとく）の船で行く潮干狩りは、行き帰りに宴会もできるのが魅力だ。
　乗り合いの船で、郷土博物館近くの中川から、川下りを楽しみながら１時間半。着いたのは、東京ディズニーランドと葛西臨海公園に挟まれた海の中。「こんなところで潮干狩り？」と驚くが、水深は膝（ひざ）の高さ。
　実はここ、大潮と中潮の干潮時にだけ現れる絶好の潮干狩りスポット。普段は海の底なので、船でしか行けないというわけ。潮が引き切る前に停泊し、再び満ちるまで、たっぷり３～４時間。その間、船の周りは砂浜なので、疲れたら歩いて船に戻って一休みできる。
　河口が近く真水と海水が交じる場所なので、シジミの宝庫。その大きさにはビックリ！　アサリよりも大きいシジミがザクザク。15㎏も採る常連さんも。「シジミだとがっかりする人がいるけど、アサリはどこでも売ってる。こんな大きいシジミは買えないよ」と土山十九男（とくお）社長。
　もちろんアサリやハマグリも採れ、天然ものなので漁の料金はナシ。
　料金は１人、平日４５００円、土日祝日５５００円。出発時間は午前６時半～９時（潮で異なる）。大潮と中潮の日だけなので、まずは問い合わせを。最小催行人数２人。要予約。
　★足立朝日持参で、８月末まで５００円引き（土日祝日のみ）。
〈交通〉亀有駅から八潮駅北口行きバス「足立郷土博物館前」下車３分

写真＝上／社長（右）と息子さんたち
中／こんなに大きなシジミが大漁！
下／手前の海も全て砂浜になる