足立朝日

7月29日(木)午後7時半~8時半「第32回足立の花火」 花火大会会場周辺の関原・梅田地域をお散歩

掲載:2010年7月5日号
 今年も荒川河川敷で「第32回足立の花火」が行われる。当日は、毎年千住側はもちろん、梅田側も大勢の観覧者で賑わう。今回は、そんな花火にピッタリなお店をご紹介! 当日、お得なイベント情報も要チェック!

A 約1万2000発の迫力ある花火を生で見よう
 今年のテーマは、大好きなあなたへ「音と光のプレゼント」と題し、ブライダル企画を開催! 島根在住の浅見さん夫妻が点火30分前から会場で結婚式を行い、発射スイッチを押す。2人は籍は入っているが、結婚式をしておらず、2人とも花火が好きということでこの企画に参加。2人の幸せを願って打ち上げられる花火は4幕構成で、3幕には恒例の300mのナイアガラ花火が登場! 
 今年は同時に大小5つのピラミッド花火も登場し会場を盛り上げる。
 また、どうしても会場へ行けないという人には、ケーブルテレビ足立が午後6時半から生中継。現在、人気沸騰中のお笑いコンビ・Wコロンが司会を務める。
【問合せ】観光交流協会TEL3880・5853

B 商店街も花火大会に合わせ盛り上がる
 花火大会当日は商店街も活気づく。関原不動商店街(肉のヒルマ陛38
86・5093)では、夜店市を午後4時頃からスタート。焼きそばやかき氷、とうもろこしなどの模擬店が出る。
 千住旭町商店街(トラヤTEL3888・5526)では北千住駅前でキラキラ(光グッズ)プレゼントを午後5時頃~配布する。
 柳原商店街(えびす屋TEL3888・3577)は、花火大会終了後に光を纏(まと)ったエイサー隊のパレードが、千寿桜堤中前からスタートする。会場では、光のグッズほか、めんそーれ柳原お楽しみプレゼントを実施する。


C きりっと浴衣を着て花火会場へ
 都内では最大級のライオン看板(表だけが立派なライオンのたてがみのような外観から洒落でいわれたトタン看板)を掲げる「ひらさわ呉服店」(関原3‐4‐5、TEL3886・1827)は、東京本染めゆかたを中心に、着物や浴衣を豊富にリーズナブルな価格で取り揃えるお店。花火会場に行くなら浴衣を着ていきたいという人は、ぜひ寄ってみて! 浴衣だけじゃなく、小物も充実。最近発売したのが、着物や浴衣生地と本革とのコラボ商品「きもの携帯入れ」。今まで浴衣を着た際に持ち運びに困っていた携帯も、これでバッチリ!HP
【営業時間】午前10時~午後6時半、火・木定休
【交通】「大師前駅」から東武バス西新井駅西口経由「北千住駅」行きで「本木二丁目」下車徒歩7分


D 雑誌やテレビで話題の卵焼き専門店
 浴衣も着たし、いざ会場へ……その前に会場で食べるおかずはいかが?
千代田商店街にある「山雄商店」(梅田1‐13‐11、TEL3849・2259)は、卵焼き一筋40年以上の鯉沼隆雄店主(63)が作る、ほんのり甘くてフワッフワの卵焼き(260円~)の専門店。1日に約700本、使う卵は、1500個以上。休む間もなく焼き続けるご主人と隣で卵を割る奥さんの恵子さんとの息の合った作業で、次々と焼き上がっていく。
 鯉沼店主は「素材には特にこだわらないんだよ。一つ一つ心を込めて作ることが何よりも大切」と笑顔で話す。
【営業時間】午前10時~午後7時、日・祝定休
【交通】「梅島駅」から徒歩10分


E 3代目の天ぷらと4代目の日本料理でお出迎え
 花火が終了後、お腹が空いたというご家族は、千住新橋を梅田側に降りた場所にある「天ぷら甲子(きのえね)」(足立1‐11‐15、TEL3889・0611)を利用してみては。グルメに詳しいタクシー運転手も勧める同店の名物は、大きくてサクサクのかき揚げ!天ぷらの担当は3代目、代々受け継ぐ天ぷら鍋で特選ごま油を注ぎ足し伝統の味を守っている。また現在、京都の料亭で修業した4代目が築地で仕入れた新鮮な食材を使って日本料理を出す。季節料理もお勧めで、今ならハモが8月頃まで食べられる。
★「足立朝日を見た」で食事された方に、7月末までデザート(アイスクリーム)サービス。HP
【営業時間】午前11時半~午後3時、5時半~10時(花火大会の時は10時半まで)、月曜定休(祝日の場合は翌日)
【交通】「北千住駅西口」から東武バス「花畑車庫」行きで、「高砂町」下車徒歩2分


写真=A/ラスト5分間の連続4000発のスターマインは大迫力=昨年の足立の花火
B/大勢の人で賑わう関原不動商店街の夜店市
C/浴衣に合うアイテムもいっぱい
D/1分1個のペースで焼き上げていく鯉沼店主
E/天ぷらもお刺身も食べたい人は「桔梗御膳」(2100円)をどうぞ